スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーを含むはてなブックマーク

U2

2009年05月31日
最近dtkさんと、ビートルズの話題で盛り上がっている(気がする)ので、dtkさんのブログのコメント欄で少し触れた、U2についても少し書いてみようかと思います。


U2の数ある名曲の中でも、私が最も好きな曲は、アルバム「ZOOROPA」の中の「The First Time」です。
このアルバムは、突如テクノ系のサウンドに走ったU2の、テクノ系第2段アルバムだったのですが、非常に短い時間で制作されたにも関わらず、名曲が多く収録されています。
中でもこの「The First Time」は、シンプルなギターとピアノをバックに、Bonoがつぶやくように歌う名曲です。後半の盛り上がりも、たまらない。

例によって、歌詞を引用します。

I have a lover ,
A lover like no other
She got soul , soul , sweet soul
And she teach me how to sing

Shows colours when there's none to see
Gives me hope when I can't believe that

For the first time I feel love




この、恋人の話以外にも、兄弟や父のことを歌い、最後に

For the first time I feel love.

と歌うのですが、この言葉が私はとても好きです。



ちなみにこの「ZOOROPA」が出た後のワールドツアーで来日したとき(93年頃かな?)、東京ドームに観に行ったのですが、私の観たコンサートの中でも、トップ5に数えるくらいの素晴らしいショーでした。



あと、アルバム「Achtung Baby」の中の「Ultra Violet」も好きですね。

baby baby baby , Light my way

と切なく繰り返すBonoの声がたまりません。



昔は、ギターをまるでシンセサイザーのように使うEdgeのサウンドが好きではなかったのですが、段々と心地よくなってくるから不思議です。
久しぶりにギターを弾きたくなってきました。







このエントリーを含むはてなブックマーク
スポンサーサイト

契約書の管理方法

2009年05月30日
企業法務についてのあれこれの雑記さんや、dtkさんのところで、「契約書の管理」が話題になっているので、私も少し。

企業法務についてのあれこれの雑記のコメント欄にも書いたのですが、今の会社に私が入社したとき、契約書は、「あのファイルにあるかも知れないし、このファイルにあるかも知れないし、そこの山の中にあるかも知れない」というような混沌の中にありましたので、契約書を探し出すだけで数日かかるような有様でした。
この1年間で、一応全て整理したのですが、やはりどのような管理方法を取るかは悩みました。

この1年間にやったのは、「とりあえずの整理」なので、

①本業に関わる契約書
②自社から他社への業務委託契約等
③融資に関する契約書
④不動産に関する契約書
⑤弁護士・会計士・コンサル会社等との顧問契約など
⑥自社への出資等に関する契約書

といった分野ごとに契約書を分け、クリアポケットに入れた上で、キングジムの2穴式の分厚いファイルに綴じこんでいきました。

そして、Excelに、
①相手先名
②契約書名
③契約の種類
④締結日
⑤契約期間満了日
⑥自動更新の有無
⑦その他注記
などを打ち込んで、「はい終わり」という、非常に原始的かつ簡易な保管方法をとりました。
(kataさん、参考にならずすみません)

しかしそうは言っても、これだけで随分検索性は向上しました。
少なくとも、他部門から「あの契約書が見たい」と言われれば、数分以内には出してこれる状態にはあるので、とりあえずのところ不自由はしていません。

今後、Excel管理からAccess管理に切り替えることや、PDF化することを考えているのですが、kataさんのおっしゃるように、Access管理は、レポートを作成する機会が多い場合を除き、意義は小さいかと思います。
ですので、dtkさんのところと同じように、「ExcelとPDFをリンクさせる」というレベルが、私の会社では最適な管理レベルなのではないかと考えています。
この点、いろんな会社から、「契約書管理ソフト」なるものが出ていますが、概ねこのくらいの管理レベルのようなので、自社で作れば足りるのではないかと思います。


そもそも契約書を法務が管理すべきなのかどうか、という問題については、どうなんでしょう。それぞれの会社にとって、主な契約がどのような契約なのかにもよるとは思いますが、私が以前勤めていた飲料メーカーでは、契約書の内容によって、各部署(又は営業所)保管のものや、法務保管のものと分かれていました。
その会社で最も多く作成される契約書は「自動販売機設置契約書」であったので、これは契約書の種類や数(赤い自動販売機の数だけ、契約書がある)からして、法務が保管する必要性は乏しいと思います。



公文書の管理方法についてもいろいろと騒がしいのですが、会社における文書管理というものも結構重要な問題です。しかしその方法論についてはこれまであまり論じられていないだけに、企業法務系のブログで、こうして皆さんが取り上げて下さると、とても参考になります。



このエントリーを含むはてなブックマーク

総務の仕事

2009年05月28日
私は昨年9月頃から、総務の責任者もやっています。
しかし総務というのは、その必要性の割に、モチベーションの維持が難しい仕事だなあ、と感じています。
私は、「総務専任者の上司」という立場なのですが、総務専任の部下はどうしても庶務的な仕事をすることが多く、キャリアパスが見えにくい。
できるだけ法務的な仕事を任せたりと、仕事を面白くする工夫はしていましたが、いろいろと事情があって、6月末で退社することになってしまいました。
私は彼女にとって、どんな上司だったのかなあ、と考えてしまいます。
このエントリーを含むはてなブックマーク

(弁護士×公認会計士)+司法書士=?

2009年05月27日
「ベンチャー企業」と一括りにしてしまいたくないのですが、
①ここ10年内に設立されていて、
②本業が何なのか目的を見ただけではよくわからない、
③資本金が3000万円以下くらいの会社
というのは、新株予約権を発行している会社が多いような気がします。

そのような会社は私の知る限り、経営者に対してストックオプションをバンバン発行していることが多い。
明らかに、上場して一儲けしてやろう、という気持ちの表れなのですが、利益すら出ていない会社がほとんどだという印象を持っています。
これでは上場は厳しいでしょう。

一方、地に足の着いたストックオプションの発行をしている会社というのは、組み立てがしっかりしている。
新株予約権の内容が、本を丸写しにしたような汎用的なものではなく、重要な役員・従業員に対して使い勝手のよいものとなるように工夫が凝らされています。

私もこのような、「地に足のついた」ストックオプションのあり方について、いろいろと考えてたりしているのですが、新株予約権というのは考えれば考えるほど、法務・会計・税務・財務の総合的な知識が必要とされることを痛感します。

新株予約権は会社法の規定に基づいて発行するので、会社法の知識が必要となるのは当然ですが、税制適格ストックオプションにしようと思えば税務の知識が必要となりますし、新株予約権の発行価額・行使価額を設定し、また公正価格を見積もろうと思えば財務の知識は必須です。そしてこれらを理解するには会計の知識が必要です。

私は上記の知識のどれも中途半端なので、経理担当者や社外の専門家に相談したりもするのですが、弁護士は会社法、会計士はそれ以外の知識しか、高いレベルでは有しておらず、総合的な判断をできる人というのがなかなかいません。
(正確には、知っている方の中にはいません)

弁護士の知識と会計士の知識を併せ持っていて、司法書士ばりの手続きに関する知識を持っているスーパーマンがいればいいのにな、とないものねだりをしている今日この頃です。


このエントリーを含むはてなブックマーク

「人間臨終図鑑Ⅰ~Ⅲ」 山田風太郎

2009年05月26日
原田宗典 武者小路実篤を朗読するの第2回目にも参加してきました。
この会の影響で、先日武者小路実篤の詩集を買ったのですが、これがとても良い詩集でした。

無車詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)無車詩集 (愛蔵版詩集シリーズ)
(2006/02)
武者小路 実篤

商品詳細を見る


私は詩心がなくて、いくつか好きな詩もあるにはあったのですが、これまであまり詩というものに触れてきませんでした。しかし、武者小路実篤の詩は、そんな私にも良さがわかるシンプルなものが多いような気がします。
勢いにのって中原中也の詩集まで買ってしまいました。

山羊の歌 (愛蔵版詩集シリーズ)山羊の歌 (愛蔵版詩集シリーズ)
(1999/09)
中原 中也

商品詳細を見る


さて、その朗読会で、原田宗典さんに薦められた本がこれ。

人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)
(2001/03)
山田 風太郎

商品詳細を見る


なんだかおどろおどろしいタイトルと表紙です。
この本、有名人が何歳で亡くなったのかが、年齢別に記されており、またその死にまつわるエピソードが紹介されています。
20代で亡くなった有名人はひと括りにされていますが、30歳以降は1歳ごとに分けられています。

これだけ聞くと、何だか悪趣味なように見えますよね?
でもこの本、なかなか面白いです。

例えば私は今35歳ですが、35歳で亡くなった有名人をピックアップすると、次のような人達の名前があります。

モーツァルト
鼠小僧次郎吉
孝明天皇
正岡子規
芥川龍之介
などなど・・・

芥川龍之介が35歳で亡くなっていたとは知りませんでした。


そこで、先ほどの中原中也なんかが気になって見てみました。
彼は30歳で亡くなったそうです。
少し引用します。

中原中也(1904~1937)
昭和11年11月、詩人中原中也は、満二歳になったばかりの長男文也を結核性脳膜炎で失ってから、悲しみのあまり精神の異常を呈すようになった。
葬式のとき彼は、赤ん坊の死体を抱いて離そうとしなかった。それ以後、その葬式についての近所の悪口、巡査の足音などの幻聴に悩まされたり、ラジオに向かってお辞儀したりした。12年早々、中也が屋根の上にしゃがみこんでいるのを見た友人は「これは本物だ」と断定し、中原の母や妻と相談して、千葉県にある精神病療養所にだまして連れて行った。
2月15日、彼は病院から勝手に帰宅した。彼にとって精神病院に入院させられたこと自体が打撃であった。彼はそのまま病院に帰らず、また長男の想い出の残る市ヶ谷の家に住むにたえず、鎌倉扇ケ谷の寿福寺境内に転居した。
その秋、彼は知らずして、
「おまえはもう静かな部屋に帰るがよい」
にはじまる最後の4行詩を書いた。
(中略)
10月23日、午前零時10分、息をひきとった。
臨終に立ち会えなかった友人の大岡昇平(28歳)は、棺の前で泣いた。
支那事変の凄まじい序曲の中に、国民は、のちに昭和前期の代表的詩人の評価を受けることになる詩人の死をほとんど知らなかった。




どうでしょう。
「死に方」というものは「生き方」と同じか、それ以上に重要なものだと思いますが、あまりに切ない中原中也の「死に方」には、胸が締め付けられます。
長男の死により精神に異常を来たした中也の晩年のエピソードは、とても他人事とは思えず、人間の命の儚さと尊さを思わずにはいられませんでした。


この第1巻は、15歳から55歳まで。
これを読んでいるビジネスパーソンの方々の現在の年齢は、ほとんどこの中に入るかと思います。
ご自分の年齢で亡くなった有名人と、その死のエピソードをご覧になってみてはどうでしょうか。
このエントリーを含むはてなブックマーク

「民法改正の考え方と実務への影響」 ビジネス法務7月号

2009年05月21日
定期購読をしている「ビジネス法務」の7月号が、今日、手許に届きました。
「ビジネス法務」については、いろいろと個人的に注文をつけたいところもあるのですが(よって定期購読も終了しようかと考えている)、今月号に関しては買って損はないものではないかと思います。

というのも、今月号には、法務省民事局参与内田貴先生のインタビュー記事が13ページに渡って掲載されているのです。

その「ビジネス法務」7月号ですが、「民法(債権法)改正の考え方と実務への影響」というテーマで、今月・来月の前後編で内田先生が民法改正について述べられているのですが、これがとにかく面白い。
別冊NBL126号「債権法改正の基本方針」(商事法務)は購入したのですが、そのボリュームに圧倒され、まだ読んでいない私。
今回の「ビジネス法務」の記事は、内田先生が改正方針の概要について簡単に説明されているので、改正の全体像をざっくり掴むには最適なのではないでしょうか。
私もこの記事を読んで、やはり別冊NBLも局所的にきっちり読もうかな、という気持ちになってきました。(近日中に上記「債権法改正の基本方針」に解説を加えたものが出版されるとの内田先生の発言もあったので、それを待ってもよいかも)

記事の中で触れられている改正点は、

・ 債務不履行について過失責任から契約責任への転換
・ 危険負担制度の廃止
・ 事情変更の原則の明文化
・ 法定利率を変動制にする
・ 暴利行為を明文化する
・ 不実表示を明文化する
・ 瑕疵担保責任の現代化
・ 不当条項規制
・ 金銭債権譲渡の対抗要件を登記に一元化
・ 債権者代位・詐害行為取消権の優先弁済効の否定

といったところ。
いずれも現在の民法とその解釈や判例を踏まえて、どのような改正をすべきか、という視点から述べられています。

私が特に気になったのが、「不実表示の明文化」。
内田先生のお話を引用します。

不実表示は、消費者契約法4条1項1号・2項に規定されています。そこでは、重要な事柄について事実と異なったことを告げる不実告知、あるいは不利益な事実について告げない不利益事実の不告知が規定されているわけです。
現在、これは消費者契約のルールとして置かれていますが、消費者契約に特有の原則ではなくて、むしろ巧妙化した現代的な詐欺に対する新たな一般ルールではないかと思われます。そこで特則性を外して一般ルールにすること(一般法化)を提案しています。

ここまで読んで、消費者契約法を民法に取り込むことの意義について、やや疑問を感じたのですが、次の文章を読んで少し納得。

従来の詐欺ですと、欺罔の故意の立証が必要になりますが、これが大変難しいのです。欺罔の故意が簡単に立証できるような明白な詐欺は、今はだんだんなくなっていて、むしろ新しい法理で対応しなければ対処できないのが現代的な詐欺ではないかと思います。


そこまでは考えていませんでした。
欺罔の故意に基づく欺罔行為によって、相手方が錯誤に陥り、それによって意思表示をする、というプロセスのうち、欺罔の故意を立証するのは、確かに難しい場面も多いのでしょう。
まあ、そうは言っても、心裡留保、虚偽表示や錯誤などは、内心的効果意思と表示行為の不一致などといった、外からは極めてわかりづらいことを検証する必要があるわけで、詐欺だけでなく、(特に)錯誤なども併せて考える必要があるのではないかと思います。


このあたりのことは、もしかすると別冊NBLには記載されているのかも知れないので、チェックしてみたいと思います。
個人的には、意思主義から表示主義に少し傾いていく流れなのかな、と感じていますが、もう少しじっくり検討してみる必要があります。


いずれにしても、内田先生自身の言葉による民法改正の方向性に触れられる、いい機会ではないでしょうか。一読をお勧めします。



このエントリーを含むはてなブックマーク

私の好きなビートルズ

2009年05月21日
前回のエントリーでビートルズに触れたので、ついでに少し。


私は自分の結婚式でビートルズの「In my life」を使わせてもらったのですが、この曲は今でもとても好きな曲の一つです。

“Some are dead and some are living. In my life I love them all.”

という歌詞が、人との関わりの中で生きてきたことを思い出させ、穏やかな気持ちにさせてくれます。
特に、19歳でこの世を去った、私と妻の共通の友人は、私と妻の人生を変えてくれました。この歌を聞くと彼を思い出します。


ポールの曲の中では「Put it there」が特に好きです。

“Put it there , if it weights a ton,
That’s what the father said to his young son.
I don’t care , if it weights a ton,
As long as you and I are here , put it there
Long as you and I are here , put it there”

何かと抱えすぎてつらくなった時、この曲をよく口ずさみました。
「荷物が重いときは、降ろせばいいんだよ」
素敵な言葉です。


ジョンの数ある名曲の中では「(Just like)Starting over」が特に好きな曲ですね。

“Our life together is so precious together
We have grown , we have grown
Although our love is still special
Let’s take a chance and fly away somewhere alone”

「We have grown」と繰り返されると、胸が切なくなります。

もちろん彼らの歌は、歌詞だけでなくメロディも美しくて、その魅力も大きいのですが、今回は歌詞に絞って書いてみました。


現在30代から50代の人たちで音楽が好きな人は大抵、ビートルズに関して一家言持っているもので、好きな曲を聞くとそれぞれの好きな曲とその曲に対する思い入れについて語ってくれるので、とても面白いものです。

皆さんが好きな曲は、何でしょう?
気になります。




このエントリーを含むはてなブックマーク

ビートルズは武者小路実篤だった!

2009年05月21日
「原田宗典 武者小路実篤を朗読する」に当選(?)したので、先週の土曜日、参加してきました。

このイベントは3週連続、全3回開催されるのですが、全会出席が原則だそうです。

第1回目の今回、少し遅れて会場に到着すると、和室の襖の向こうからビートルズのGet Back が聞こえてきます。
襖を開けて中に入ると、20名ほどが座布団に座り、前には原田宗典さんが皆の方を向いて座り、音楽に合わせて体をゆすっていました。原田宗典さんの後ろにはLet it beのレコードジャケットが立ててあります。
どうやらもう、始まっているようです。
でも、「武者小路実篤を朗読」するんじゃなかったの?と戸惑う私に関係なく、大きな音でGet Backが流れ、その音に引き寄せられた近所の子供達が、原田宗典さんの後ろの窓のところからひょこっと顔を覗かせました。そして4人5人と集まってきて、窓を勝手に開けて「何やってんの?」と。
原田宗典さんは、「君たちも一緒に聞くかい?」「静かにしてられるかい?」と声をかけ、子供達を中に招き入れました。

音楽が終わると、原田宗典さんがゆっくりと話し始めました。
ビートルズの歌詞と武者小路実篤の詩を朗読することが、今日のテーマだそうです。

例えばGet Backを原田宗典さんが和訳し、それを音楽に合わせて朗読したり、武者小路実篤の詩を朗読したり、ということをしたのですが、ビートルズと武者小路実篤のコラボレーションもありました。
ビートルズのAll you need is loveの和訳と武者小路実篤の「仲良きことは美しき哉」を混ぜ合わせて、音楽に合わせて朗読するのです。

All you need is loveについては、原田宗典さんがこんなことをおっしゃっていました。
ご存知のとおりこの曲は、邦題を「愛こそはすべて」といいます。
しかし「Love」を「愛」と訳すのは原田宗典さんの感覚からすると「違う」とのこと。
そもそも「愛」という字は、人が歩きながら振り返っている姿を表していて、真ん中に「心」という字がある、つまりは、人が昔を振り返ったり、その過去を大切に思ったり、ということを意味しているそうです。
これを明治時代にナントカいう人が、「Love」=「愛」と訳したわけですが、一方、江戸時代に隠れキリシタンは、「Love」を「恩大切」と訳していたそうで、この訳の方が、「Love」の本来の意味に近いのではないか、と。
「愛する」というのは、つまりどういうことなのか、それがわからない。「愛する」ということは何も言っていないのと同じではないだろうか、というようなことをおっしゃっていました。

エリック・クラプトンの「Tears in heaven」も朗読されました。
この曲はクラプトンが、亡くなってしまった我が子に向けて作った歌だということは、私も知っていましたが、そのエピソードを原田宗典さんが、語ってくれました。
しかしさすがは小説家です。
話を聞いていると、情景がありありと目に浮かぶのです。
話の構成、表現、取り上げるエピソードが秀逸で、その時のクラプトンの様子を、映画を観るように想像することができました。
その後、曲を聞きながら朗読を聞いたところ、恥ずかしながら涙がポロポロとこぼれました。私も最愛の子供を持つ親として、あの詩はあまりに切なく感じました。

そんなこんなで約2時間。
次回は参加者全員が武者小路実篤の詩を朗読をすることになるそうです。少し照れますね。
武者小路実篤の詩の中から好きなものを原稿用紙に書いてくるように、との宿題が出されました。

最近、「じっくりと言葉を味わう」ことがなかったのですが、詩の愉しみ方を思い出し、また新たに教わることができました。
家に帰って、久しぶりにビートルズのCDを聞きました。









このエントリーを含むはてなブックマーク

企業法務と司法書士

2009年05月16日
司法書士試験まであと50日だそうです。
受験生の皆さんはいよいよ追い込みに入る時期でしょうか。
皆さん、頑張ってください。

私の知り合いにも、働きながら何年も受験を続けている人がいますが、今年こそ合格してくれればいいと心から応援しています。


ところで、司法書士試験に合格する人というのは、半端ではない法律知識を持っています。
民事法系に限っていえば、司法試験に合格したばかりの人と、司法書士試験に合格したばかりの人であれば、「知識」という面では司法書士試験合格者にやや軍配が上がるのではないでしょうか。
(そうは言っても司法試験合格者は「原理原則」を深いところまで学んでいるので、「知識」で負けていても、その後の伸びが早いかとは思います)

例えば民法で言えば、根抵当権。
司法試験では「特殊な抵当権」などとして、かるーく勉強する程度ですが、司法書士試験ではこれでもかというくらい、398条を読み込みます。
会社法で言えば、新株予約権。
これらに関する登記手続まで含めて、正確な知識を持っているのは、(私が相談した感触も含めて)司法書士だけではないでしょうか。

私たち企業法務パーソンは、法律的な判断が必要な場合、弁護士に相談することが多いのですが(弁護士のオピニオンを取っておくという保険目的の場合も往々にしてあります)、ものによっては、司法書士に相談する方が正確であったりもします。
特にコーポレート法務の分野では最終的に登記ができるかどうかというのが非常に重要な問題になるわけで、ここについては司法書士の右に出るものはいない、と私は思っています。

ただ現状として、司法書士のうち「企業法務やります」ということを前面に出している方というのは、そう多くないようです。
1時間1万円以下の相談料であればニーズはあると思うのですが、そもそも司法書士の業務内容と得意とする分野に関するアナウンスが足りていないのではないかと思います。
現状、司法書士は相談ではお金を取らず、登記をしたときに請求書を発行する、というのが一般的です。


先日本屋で、内藤卓先生の新株予約権に関する著書(一番下にリンクしておきます)を見つけたのですが、その内容を拝見し、「司法書士の面目躍如」との感想を抱くとともに、上記のようなことを思った次第です。

私には多くの司法書士の友人がいますが、やはり「不動産登記で食っている」方が多く、またそれが戦後から今日までで最も「食える」業務であったわけですが、企業法務の分野にももっと積極的に入り込んでみて欲しいと思っています。

そんなわけで、明日の司法書士の皆さん、まずは合格をお祈りします!


新株予約権、計算 (商業登記全書)新株予約権、計算 (商業登記全書)
(2008/10)
内藤 卓

商品詳細を見る

このエントリーを含むはてなブックマーク

新株予約権の行使条件と取得条項

2009年05月09日
ここのところ、新株予約権についていろいろと調べていました。

新株予約権、特にストック・オプションなどは、法的な問題、会計・税務上の問題、資本政策や人事戦略など、実に様々な問題が交錯します。

中でも、新株予約権に行使条件を付けるか、取得条項を付けるか、という点については、なかなか実務的に興味深い部分があります。

新株予約権に行使条件を付ける、例えば「行使時点で取締役又は従業員であれば行使できる」などという条件を設けた場合、割当てを受けた人が行使前に退任・退社してしまった場合、新株予約権は消滅します。そうすると発行済み新株予約権の数を変更する登記を2週間以内に行う必要があります。これを忘れると登記懈怠となり、科料の制裁はもちろん、上場審査に引っかかったりという厄介な問題が生じます。
もちろん登記を忘れなければ問題はないのですが、従業員にも割当てた場合、人数が多くなれば、うっかりする可能性はどうしても高くなってしまいます。

そこで最近よく使われているのが、取得条項です。
「取締役又は従業員でなくなった場合、会社はその人の新株予約権を取得できる」というような条項を付しておくのです。
こうしておけば、割当てを受けた人が退任・退社した場合、会社は新株予約権を取得し、この時点では新株予約権は消滅せず、自己新株予約権となります。
その後一定数がたまった時点で、取締役会決議を行い償却してしまい、この時点で登記義務が発生する、という設計にしておけば、登記懈怠の心配はかなり軽減されます。

しかし、ある弁護士が言うには、この取得条項、会社法上まだ一定の運用が確立していない部分があり、使い勝手が必ずしもよくないとのこと。
その弁護士がいうには取得条項よりもむしろ、「退任・退社した場合でも取締役会の決議により行使できる」という行使条件を付すことによって、取締役会の決議により遡及的に行使可能となり、新株予約権ははじめから消滅しなかった、つまり登記義務も発生しなかったことになる、そのほうが使い勝手がいいのではないか、とのことでした。

しかしこれではやはり、従業員がポコポコ辞めた場合、登記懈怠になる可能性がありそうです。
「忘れずにやればいいんですよ」と彼は言いますが、あまり地雷は埋めたくないですよね。

この問題についてはまだ答えが出ていないので、今後また検討する必要があるでしょう。

新株予約権に関しては、この1冊がオススメです。

新株予約権・種類株式の実務―法務・会計・税務・登記新株予約権・種類株式の実務―法務・会計・税務・登記
(2008/12)
荒井 邦彦大村 健

商品詳細を見る


弁護士と公認会計士の共著ということもあり、新株予約権に関する法務・税務・会計の諸問題が網羅されています。
「非公開会社の新株予約権の評価額」といった、非常にマニアックかつ重要なことにも言及されていて、実務的にはこの1冊があれば、かなりの部分まで対応できるかと思います。
私が持っているのは初版ですが、最近改訂されたようです。
このエントリーを含むはてなブックマーク

体調不良な今日この頃

2009年05月01日
8年ちょっと前に患った病気、ここのところすっかりよくなっていたのだが、わずかばかりの薬はまだ飲み続けていた。

先週末に病院に行った際、薬をさらに減らしてもらい、近いうちに薬をやめられると思っていたが、ここのところのハードな生活も重なって、病状悪化。
今日は会社を早退して病院へ。
一時的に薬を増量することになった。

うーん、あと一息なのだが、なかなか薬とお別れできない。

今日は不安感と焦燥感に襲われて辛かったのだが、帰ってきた妻が背中をポンポンと叩いたりさすったりしてくれ、おかげで気持ちが落ち着いた。
いつも子供のことばかり優先していたのだが、私にとって妻はとても大きな存在であるということを痛感した。
家族に支えられて生きているんだなあ。

このエントリーを含むはてなブックマーク
 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。