スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーを含むはてなブックマーク

公認会計士のインサイダー取引

2009年06月28日
asahi.com 2009/6/24 の記事から。


金曜日、退社前に商事法務メルマガをチェックしていたら、「金融庁、公認会計士の懲戒処分について発表」との記事を発見。
「一応見ておくか」とクリックしてみたところ、知ってる名前でびっくり。
私の知っている会計士が懲戒処分を受けるのは、これで2人目です。

今回懲戒処分を受けた会計士は、「まあいずれはこんなこともあるだろう」と予測されたような、危ない橋を平気で渡る御仁だったのですが、本業以外のところでこんなことになるとは、ちょっと予想外でした。

それにしてもニュースを読む限り、このインサイダー取引は稚拙ですね。
私は別に「巧妙にやろう」などと言っているわけではないのですが、公認会計士ともあろうものが、こんな稚拙なやり方で処分されるなんて、本当にかっこ悪いなあ、と思うわけです。
証券取引等監視委員会(SESC)が、どのようにしてインサイダー取引をチェックしているか、少しでも知っていれば、こんな下らないことはしなかったのでしょうが、残念なことです。

今回は本業と関係のないところでのインサイダー取引だったようですが、公認会計士という仕事柄、本業で「重要事実」に触れることも多いのでしょうから、より厳しく自分を律していかないと、信用を失うことになるでしょう。
危ない橋を渡る会計士に一定のニーズがあることは知っていますが、信用を失うと、危ない橋を渡る仕事しか来なくなるのではないかと思います。余計なお世話かも知れませんが。


このエントリーを含むはてなブックマーク
スポンサーサイト

80年代の佐野元春

2009年06月22日
土曜日に所用で、一人で車を運転していたところ、車内のオーディオから懐かしい音楽が流れてきました。佐野元春の「Wild Hearts -冒険者たち」です。


土曜の午後仕事で車を走らせていた
ラジオに流れるサキソフォン 昔よく口ずさんだメロディー

誰かがどこかで眠れぬ夜明けを見つめている
誰もが心に見知らぬ夜明けを抱えている




私は尾崎豊をこよなく愛する、ちょっとうざったい(笑)オトコだったのですが、日本人の音楽で最初に好きになったのは、実は佐野元春の音楽なのです。

小学3年生から4年生の頃だったと思います。
発売になったばかりのアルバムSOMEDAYを、兄がテープに録音してくれました。
私はこれを本当に擦り切れるほど聴きました。そして何故か必死にディクテーションしてました(笑)
子供なので何を歌っているのかよく聞き取れず、特に英語はさっぱりわかりませんでした。
でも何だか歌詞に惹かれて、何とか聞き取って書き取ろうとしていたのです。


初めて君が言葉をくれた時
これからどんなことが始まるのか
わからなかった
「二人のバースディ」より




この歌詞を聞いた私は、小学校の同級生の江口さんのことを思ったりしていました。生意気ですねー。

話はそれますが、小学校4年生のときに転校した私は、好きだった「江口さん」や親友たちと離れるのがつらくて、このアルバムを聞きながら胸を痛めていたものです。
「江口さん」といえば、この本も、その当時に読んで、切なくなっていました。
魔女のいる教室 (フォア文庫 B 51)魔女のいる教室 (フォア文庫 B 51)
(1983/01)
大石 真

商品詳細を見る

とても感動した本で、今でも大切にとってあります。


話が相当それてしまいました。
そうです。佐野元春です。

佐野元春の初期のアルバムというのは、歌詞もメロディーも秀逸なものがたくさんあります。
デビューアルバムBACK TO THE STREETやセカンドアルバムHeart Beatの美しい歌詞の世界は若い心には、沁みます。
「つまらない大人にはなりたくない」と歌い上げる「ガラスのジェネレーション」は、この時期の名曲です。

そしてサードアルバムSOMEDAYは、全曲が聴きどころという、偉大なアルバムです。
そしてN.Yから戻ってきた後発表されたアルバム「VISITORS」。評価が分かれるこのアルバムですが、彼の新境地であったことは間違いないでしょう。

続いて発表されたのが、Cafe Bohemia
ハートランドという、佐野元春のバンドの一つの到達点だったのだろうと思います。
ブラスが効果的に使われていて、心地のよいアルバムです。
ハートランドというライブアルバムは、80年代の佐野元春の集大成でした。長いライブアルバムですが、聴き応えがあります。

そしてナポレオンフィッシュと泳ぐ日で、彼の80年代が終わります。

おっと、ここで仕事に行く時間です。
続きはまたいずれ。
このエントリーを含むはてなブックマーク

現場のヒトたち

2009年06月20日
昨日、仕事帰りに、自宅最寄り駅の改札を出ると、消防車が10台以上集まっていました。

火事です。

燃えているのは、駅前の住宅密集地にある3階建の家。
道幅が狭く消防車が入れないため、四方の道路から接近できるところまで消防車が入っていき、少し離れたところからホースを引いて消火にあたっています。

自宅に向かう道が閉鎖されているので、私はしばらく様子を見ていくことにしました。

私は、Keep Out の黄色いテープが張られた一番前で見ていました。
時々火の手が上がります。家の前に張り巡らされた電線が、ショートして稲光のように光ります。
そして風向きが変わると、煙が流れてくるので、少し退避する必要があります。

私のそばに、燃えている家に隣接するアパートに住んでいる女性がいました。
彼女はお風呂に入っていたらしく、慌ててお風呂から飛び出し、体も拭かずにスウェットを着て、携帯電話だけ持って逃げてきたそうです。
知り合いに声を掛けられ状況を説明していますが、恐怖のためか少し震えています。
自分の家が燃えているかも知れないという極限状態の中で、何を持って逃げるかというのは、とっさのことだけだけに、その人の価値観が現れると思います。
私の母は常々、「火事になったら写真を持って逃げる」と言っていました。「何故なら写真は2度と手に入らないから」と。

「フジテレビ」と書いたカメラを持った男性が、不審者を見たという男性にインタビューをしていました。
地元の議員さんがスーツを着たまま現れ、Keep Out をくぐり抜けて消防士に話しかけたりしています。
第一発見者の女性は、その消防士に事情を聴かれています。
火災現場から逃げ出した車椅子の老人は、呆然としていましたが、介護の女性が駆けつけたところ、安堵の笑顔を見せました。

火災は2階から3階へと広がっており、2階はやや火の手が弱まってきました。
数十人の消防士たちは、道路から2階のベランダに梯子をかけ、さらにベランダから3階に梯子をかけて、3階に突入する準備をしています。
そして3階の窓を破り、中に入っていきました。
まさに命がけです。

私と同年代くらいの消防士たちが命をかけて働いている姿に私は胸をうたれました。
彼らにも最愛の家族がいるのだろうなあ、と。
あの、窓から突入していった消防士は、突入の前に何を思うのだろう。
そして無事に家に帰ったあと、既に寝てしまった子供の顔を、どんな気持ちで眺めるのだろう、と。
彼らが仕事に出かけるとき、妻や子供たちにどんな言葉をかけるのでしょう。
私の叔父は、幼い娘を亡くしたときに、人の命の儚さを感じ、「家族に会えるのはこれで最後かもしれない」と思いながら毎日家を出ていると言っていました。

人は、死を意識したときに、真の愛情を感じる

1階の扉が開き、負傷した消防士が肩を担がれて出てきました。
消防士たちは、野太い声を張り上げながら、消火活動を続けています。


遠回りして自宅に向かい、家の前の通りを歩いていると、私の帰りが遅いことを案じた長男が、向こうから全速力で走ってきました。そして私の足に抱きつきました。

私は家族を守りたいと、強く思いました。









このエントリーを含むはてなブックマーク

株主総会が終わりました。

2009年06月19日
株主総会が無事終了しました。

私は(ほぼ)一人法務なので、総会開催日の決定から、会場準備、招集通知の作成、委任状の集計、シナリオや想定問答の作成まで、全て(ほぼ)一人でやることになります。
とはいえ、この1年ちょっとの間で、何度か総会を運営してきたので、やるべきことは全てリスト化してあり、実際にウンウン唸るのは、招集通知の議案の説明を書くときと、想定問答を作るときくらいでした。

私の勤める会社には、非公開会社とは思えないほど結構な数の株主がいらっしゃいます。
そうすると自然、色んなことを言う人がいるわけです。
招集通知を送った段階で、「よくわからんから説明して」とか、「IR室お願いします」とか(そんな気の利いたものはない)電話がかかってきます。

過去に、とある地方の公務員Sさんが、こんな名言を発したことがあります。
そのときの議案のひとつにストックオプションの発行があったのですが、それについてのコメント。

「そんなもんもらわんと、あんたらは働かんのかい!」

うーん、本質をついているような気はするが、言わずもがなではあるし・・・
大抵の質問や苦情には、うまく答えられる私ですが、この直球ど真ん中の質問(文句?)には、さすがに一瞬戸惑いました。
何とか話を逸らしながら、回答になっているようないないようなことを言って終わりましたが、総会直前の忙しいときに30分の電話は正直つらい。

実はその時点で既に、委任状の集計結果から、全議案可決が判明していたのですが、問い合わせにはきちんと答える必要があるもので・・・

それにしても私は、大抵の仕事なら「やってみたい!」と思う性格なのですが、「IRはつらいな」と思ってしまいます。(株価が下がると、株主ではない人からの嫌がらせ電話などもあると聞きます。)
少なくとも電話がかかってこない仕組みを作るか、専任の担当者を作るかしないと、IRはやっていけないんだろうなぁ。


ところで株主総会が終わって数日後、件のSさんから、全議案反対の委任状が届いたという後日談をお伝えしておきたいと思います(笑)。

このエントリーを含むはてなブックマーク

クレジットカードとの永遠の別れ ―「年収200万円からの貯金生活宣言」 横山光昭

2009年06月09日
僕とクレジットカードの付き合いは結構長く、18歳のときに池袋の西武百貨店で、水着売場のお姉さんに声を掛けられて作った、「セゾンカード」がその始めだ。

学生時代は、クレジットカードに頼って生きていた。
奨学金を貰いながら大学に通っていた(実際はほとんど行っていなかったけど・・・)僕は、田舎からの仕送りだけでは足りずに、アルバイトと「セゾンカード」からのお金に依存していた。
カードで買い物をすることもあったが、「セゾンカード」の利用方法は専らキャッシングだった。
駅前に、セゾンカードのキャッシングコーナーがあって、そこで月末にお金を引き出し、返済日の前日に、返済に必要な額をさらに借りて返す、という自転車操業をやっていた。

就職してから学生時代を振り返ったとき、いかに自分がムダにお金を使っていたのかがわかったが、当時は、「お金がないから仕方がない」くらいにしか考えていなかったように思う。
そうして、生活費とカワサキのバイクに、「セゾンカード」のキャッシングで得たお金を費やしていた。


就職してから、クレジットカードとの付き合い方は少しマシになった。
カード破産目前だった僕も、安定収入が続くようになってからは、何とかその危機を脱して、キャッシングはしなくなった。(今にして思うと、あの利率は高すぎる)
就職してからは、買い物をするときだけ、クレジットカードを「1回払いで」利用するようになった。

そしてこれまでいくつかのクレジットカードを渡り歩いてきた。
「トヨタTSキュービックカード」「シティカード」「ANA JCBカード」「JCBビジネスカード」等々。
見栄を張ってGOLDカードにしたものもいくつか、ある。

「アメリカは日本よりもカード社会だ」
「1回払いであれば手数料がかからない」
「支払いがスマートだ」
「ポイントがつく」
など、カード会社は、クレジットカードがいかに便利でカッコいいものかを僕たちに刷り込んできた。

しかし1回払いとはいえ、借金は借金だ。

僕はこの本を読んで、クレジットカードをすべて処分することにした。

年収200万円からの貯金生活宣言年収200万円からの貯金生活宣言
(2009/04/15)
横山 光昭

商品詳細を見る


以前、土井英司さんのセミナーに参加したとき、この本の著者である横山光昭さんがパネリストの一人として登壇された。
話は頗る下手な方ではあったが、本に書いてある内容は、とても素晴らしい。

スーパーに行ったとき、現金を1,000円しか持っていなければ、1,000円で買い物を済ますが、クレジットカードを持っていると、ついつい2,000円の買い物をしてしまう。
というような、財布のヒモが緩む心理を、この本は指摘していた。
確かにそれはあるなあ、と激しく同意。
早速僕は、財布の中のクレジットカードをすべて解約した。(例外として、高速道路での手間を考え、ETCカード付のヤツは残すことにしたが)
これで僕とクレジットカードの長い蜜月関係は終わった。さようなら。

しかしそうはいっても、「アマゾンで買い物をするときにはどうすればいいのだ!」という切実な悩みもある。
その解決方法もこの横山さんの本に書いてある。
スルガVISAデビットカードという「デビットカード」を使えば、財布のヒモが緩む心理はクレジットカードと同じことなので注意が必要だが、借金はしなくて済む。即時決済だ。
このカードも早速作ってみた。
止むに止まれぬ時だけ、これを使うという算段だ。

「節約」というコトバが辛気臭くて嫌いだった僕だが、楽しく貯金をしていこうかな、と思い始めたわけです。
ちなみに、「変動費を削ると精神的に辛くなるから、ムダな固定費を削れ」というようなことを、この本だか土井英司さんだかが言っていたが、これは会社にも共通する考え方ですね。





このエントリーを含むはてなブックマーク

実はまだ会社法に対応しきれていない法務パーソンにこの1冊 「会社法マスター115講座」

2009年06月07日
2006年5月1日に会社法が施行されてから、3年が経ちます。

私は、旧商法時代に、現在の会社法にあたる分野をそこそこ勉強していたのですが、会社法が施行されてからは、「会社法になって何が変わったのか」を、その都度確認するという対応しかしていませんでした。
そのため、会社法の発想というものをきっちり理解しているとは言い切れないところがあって、どうも不安がありました。
そこで1年ほど前から、会社法に関する本を何冊か見ていたのですが、「会社法がわかる本」というような、週刊誌に毛が生えた程度の記述しかないようなものがたくさん売られている一方で、江頭先生の株式会社法のような、読破するには少々荷が重い(読破するのはキツイですが、素晴らしい本です)ものもあり、「会社法を実務レベルで最低限おさえられる本」として良いものがなかなか見当たりませんでした。

しかしそんな迷える法務パーソンに是非お薦めしたいのが、この1冊。

会社法マスター115講座会社法マスター115講座
(2008/04)
葉玉 匡美郡谷 大輔

商品詳細を見る

※近日中に第3版が出るようなので、ご注意を!

割と話題になった本なので、大抵の方(特に法務ブログをよくチェックされる方)はご存知だとは思いますが、「会社法であそぼ。」の葉玉弁護士がまとめた本です。

会社法全体を115個に分けて解説するというスタイルを採っているこの本ですが、会社法の立案担当者であった葉玉先生の本だけに、「立法趣旨」がきっちり書かれているのがうれしいところです。

例えば機関設計を学ぶにあたっては、公開会社と非公開会社の違いを、次のようにその趣旨から解説しています。

公開会社は、不特定多数の者が会社の関与なく株主となることができる会社類型であることから、通常、株主が会社の経営に深く関与するということはないため、経営に関する内部的な監視・監督が重要となる会社類型であると整理されている。このため、(一部省略)
①取締役会や監査役を必須の機関(公開会社以外の会社においては、任意の機関)にすること
②取締役の任期を最長2年(公開会社以外の会社においては、最長10年まで伸長可能)とすること
など、会社の経営の健全性を確保するための措置が講じられている。



「あっ!だから取締役会を設置しないのが原則になっていたのね」などと、知っておくと応用がきく知識が身につきます。

本書は全体を通して、左ページに文章、右ページに図表、というスタイルを採っています。
図表があまり好きではない私にとっては、これはいただけない部分だったのですが、そうでない方にとっては理解を促進してくれるのではないでしょうか。

私はこの本を、通勤電車の中で一通り読んだのですが、できれば条文も逐一チェックしながら読みたいところです。ただ会社法全体を概観するには、そんな読み方もありかな、とは思います。
今はこの本を読んだことによって、 旧商法→会社法 に思考をきっちり移行できた気がしていて、今後はまた、分野ごとに深堀りしていけばいいのかな、と思っています。

ちなみに、これまた皆さんご存知のことと思いますが、ロータス21さんのところで、葉玉先生がこの本をテキストにして会社法を講義されているDVDが販売されています。少々値が張りますが・・・


そんなわけで、久しぶりの本の紹介でした。





このエントリーを含むはてなブックマーク

「司法書士 不動産に入り込む」

2009年06月06日
私はあまり積極的に、このブログのアクセスを増やそうというようなことをしていないのですが、このブログを訪問してくださった方が、どのような検索キーワードで辿り着かれたのかは、時々チェックしています。
というのも、検索キーワードを見ると、皆さんがこのブログにどのような情報を求めているかがわかるからです。

そんなわけで、昨日の検索キーワードをチェックしていたところ、

「司法書士 不動産に入り込む」

という、イカした検索キーワードがありました(笑)

もちろんこれは、司法書士が他人の土地に勝手に入り込むというようなことに関する情報を求めているのではなく、司法書士がいかにして不動産登記の仕事をとるか、というような情報を求めているのでしょう。
ちょくちょく司法書士の仕事について書いているので、司法書士関連の検索キーワードは、割と多いのです。


さて、「司法書士 不動産に入り込む」という検索をされた方が、またこのブログを訪問して下さることはないかも知れませんが、せっかくなので、司法書士が不動産に入り込む話について、思うところを書いてみたいと思います。


司法書士の仕事にもいろいろあるのですが、たいていの司法書士は、不動産登記か商業登記を業務の中心としています。
そして不動産登記の仕事と商業登記の仕事のどちらが儲かるかというと、やはりこれは不動産登記ということになるのでしょう。

不動産登記の仕事をくれるのは、ほとんどが以下の3者です。
①不動産会社
②金融機関
③個人

①は例えば、一戸建てをバンバン建てる「パワービルダー」と呼ばれるような建売業者や、マンションディベロッパー、仲介業者などが含まれます。
これらの不動産会社から定期的に仕事をもらっていると、かなりの報酬が期待できます。

②は、都市銀行、地方銀行、信用組合などです。
普段はあまり報酬の高くない「抵当権抹消」などの仕事依頼が多いのですが、時々、相続や不動産売買などの、大型案件をくれます。

③は、地元に住んでいらっしゃる方が、クチコミなどで訪問されるケースです。
そのような個人のお客さんは、7割~8割が相続登記です。
地元で長く事務所を開いている司法書士でないと、個人のお客さんがバンバン来所するということはないでしょう。


以上を、事務所に入ってくる報酬の多寡という面から比較すると、

①>②>③

ということになろうかと思います。
①は、定期的に仕事をもらえるようになると、キャッシュがどんどん入ってきます。
大もうけしている司法書士は、たいていはこの①で稼いでいます。

しかしこれを、経営の安定化という面から比較すると、

③>②>①

と、正反対になります。
やはり不動産業界は、景気に大きく左右されます。不動産が売れないと、不動産業界からの仕事はグンと減ります。
しかし個人顧客は、一度信頼を得ると、何かと相談に来てくれたり、知人を紹介してくれたりします。特に地方で開業している方は、地主とつながると強いかと思います。


そしていずれも2番手の金融機関。
金融機関には、景気が良くても悪くても、一定量の仕事があります。
ほとんどは、抵当権や根抵当権の設定・抹消で、報酬はそう高くないのですが、都市銀行なんかと付き合いがあると、週に何度も呼ばれたりします。


さて、
「司法書士 不動産に入り込む」
ですが、
これから入り込もうとする時に、①~③のどこをターゲットにするか。
それぞれに一長一短あるので、バランス良く仕事をもらいたいところなのですが、最も敷居が低いのは、①でしょう。

③は一定量の仕事がもらえるようになるまで時間がかかるので、その前に経営が行き詰る可能性があります。

②は、営業をかけてもなかなか仕事をもらえません。融資担当の課長クラスと親しくなるまでは、安定的に仕事を依頼してもらえません。
ちなみに私が勤めていた事務所の所長は、銀行に数億円の預金をし、「仕事をくれなければ全額引き上げる」と脅していました。そうすると支店長などが、慌てて仕事を持ってきてくれていました。

それらに比べて①は、仲介業者に限定すると、割合かんたんに仕事をくれます。担当者レベルでも、親しくなると、「立会い」を伴う大きな仕事を回してくれたりします。ただしこれは、人間関係のメンテナンスが嫌いでない人でないと、すぐに他所に逃げられますが・・・

①と②に共通しているのは、顧客は自分の財布からお金を出さない、ということです。お金を出すのはその後ろにいる個人です。そこのところをしっかり認識していないと、仕事はもらえません。


と、ここまで読んで、司法書士を目指している方は、「仕事をとるのは大変だなあ・・・」と感じたかも知れません。
でもこれは、弁護士であっても税理士であっても、個人で開業するときには同じことだと思います。
有体に言ってしまえば、「知識をいかに増やしても、仕事はとれない」ということです。
仕事がとれなければ、経験も増えない。
まずはいかにして仕事をとるかが重要であるわけで、
「司法書士 不動産に入り込む」
という検索をされた方は、そこのところを熱心に探求されているのでしょう。


以上、偉そうなことを書いてスミマセン。




このエントリーを含むはてなブックマーク

長男の誕生日

2009年06月04日
昨日は長男の誕生日だった。

早いもので6歳になった。

仮面ライダーと戦隊シリーズとウルトラマンが大好きな、少々わんぱくな男の子だ。
わんぱくだがとても照れ屋で、あいさつがあまり上手ではない。

ほかの男の子たちは、好きな女の子の話をよくするらしいが、長男は決して自分からはしない。
でも、どうやら、かりんちゃんがお気に入りのようだ。


長男は、僕にとって特別な存在だ。

妻が長男を身籠ったとき、「オメデタですよ」と言われる前から、僕にはそれがわかっていた。
「俺は父親になった」と、静かに感じていたからだ。

妻のお腹の中で徐々に大きくなっていく長男の姿を、エコーで見るにつけ、僕と長男の絆はどんどん深まっていった。
お腹の中から、長男は僕を見ているような気がしていたし、僕はそれが可愛くて仕方がなかった。

長男は、予定日から1週間ほど遅れて生まれた。
陣痛が4、5日続き、衰弱してしまった妻の体が心配で、僕は病院のソファーで夜を明かしたりしていた。
生まれる当日の朝、僕は妻に手紙を書いて、助産婦さんに渡してもらった。妻を失うかも知れないという不安から、「必ず幸せにするから、無事に戻ってきてほしい」というようなことを書いたと思う。
その時は、子供が産まれなくても妻が無事であればそれでいい、という気持ちだった。

そして6月3日の夕方、長男が生まれた。
助産婦さんが「生まれましたよ」と、扉の向こうから笑顔で出てきた。
そして待つこと数十分。
小さな、キャスター付のベッドに乗せられた長男が、ガラスの向こうで泣いていた。
生まれたときに、へその緒が首に巻き付いていたせいで、やや酸欠状態。口から管で酸素を送るという措置をしばらくされていた。

妻は数日間食事を摂っていなかったので、出産後すぐに食事をとることになったそうだ。(よく食べられるものだ)

僕はひとしきり長男をながめた後、病室に戻り、少しぼんやりした。
そして近くのセブンイレブンで弁当を買ってきて、病室で食べた。
食べていると安堵の涙がポロポロとこぼれた。
「僕は父親になったんだ」と思った。
そしてその夜、初めて我が子を抱いた。


あれから6年。

長男は本当にすくすくと成長し、随分と生意気を言うようになった。
3歳くらいまでは、アトピーで顔中血まみれ、手足も血まみれだった。部屋はいつも血のにおいがしていたが、それもすっかりよくなった。
そして昨日の誕生日には、3本目の歯が抜けた。

長男は少し頑固なところもあるが、とても気持ちの優しい子だ。
この間も、たっちゃんが一人で泣いているのに気づいた長男は、友達との遊びを中断して、たっちゃんに何度も声を掛けに行っていた。

そして長男は、とても綺麗な顔をしている。
「ジャニーズに入れたらどうですか」とよく言われる。
僕はそんなことに全く興味がないので、「いやいや」と言って誤魔化すが、やはり素直にとても嬉しい。

長男はこれまでの6年間、やはり僕にとって特別な存在だった。
「運命」といったら大袈裟かも知れないが、そのようなものを僕は彼に対して感じている。
僕は彼と出会うために生まれてきたのだと思うこともある。


僕は一般的な、常識的な考えを長男に押し付けることは絶対にしない。
僕は、長男にとって最高の教育とは何かをいつも考えている。
彼はきっと「リーダー」になれるだけのものを持っている。だから他人と同じである必要はない。


これからも僕は、長男を心から大事に思い続ける。

誕生日おめでとう。


このエントリーを含むはてなブックマーク

ココロ アタマ カラダ

2009年06月03日
「心技体」、と言ってもよいのだが、ココロとアタマとカラダをバランス良く鍛えることが大事だな、と最近あらためて感じている。


以前の僕は、ココロを磨くような本をよく読んでいた。
それは主に小説なのだが、これは教養を身につける上で、重要だと思う。
先日、原田宗典さんが、「小林秀雄の言葉だが・・・」といって教えてくれた言葉がある。

「教養とは、相手の立場に立てること」

僕自身に教養がある、とは思っていないが、そのような読書によって、多少は「教養」を身につけることができたと思う。


この1年間は、アタマを鍛えることをやってきた。
ココロを磨くような本を読むこと(或いは歌詞を味わうようなこと)で、いろいろと考えすぎてしまうことの多かった僕は、体調を崩した原因のひとつがそれだと考えて、敢えてあまり「正しいこと」とか「物事の意味」だとかを深く考えないようにしてきたところがある。
この1年間は、ガツガツと貪欲に学びながら、ひたすら前進することを心がけてきた。

しかし、やはりバランスが重要で、アタマばかり鍛えていると、「教養」のない人間になってしまう。
それに僕は本質的に「ココロ重視」な思考をする傾向がある人間なので、時にはやはり、そういう本を読み、映画を観、音楽を聴きたくなる。
でも、昔みたいにそれにどっぷりつかって、逆に心が疲れてしまうようなことがないよう、バランスを取っている。



最後にカラダ。
これが目下の課題だ。
タバコをやめてもうすぐ2年になるが、体調は頗る良い。
しかし、ここ数年でブクブクと太ってしまったので、これを何とかしたい。


ココロとアタマとカラダに、優先順位はない。
どれも同じように重要なものであり、それらをバランスさせることが必要だと、つくづく思う。



このエントリーを含むはてなブックマーク

GM 連邦破産法申請へ

2009年06月01日
私は車の運転が好きで、週末は家族で都内や神奈川あたりをウロウロすることが多いです。

私が今乗っている車はシボレーでして、いよいよ今日あたり、そのシボレーを作っているGMに関して、chapter11申請のニュースが届きそうです。
まあ、小手先の改善策より、抜本的な改革を行うという意味において、その方が良いのではないかと思います。


さて、その私のシボレーなのですが、とにかく燃費が悪い。
4~5km/ℓくらいしか走りません。
エコじゃなくてごめんなさい、と地球にお住まいの皆さんに頭を下げて回らなければならない気さえします。

そもそもはサーフィンのロングボード(3メートルくらいある)を中積みした上で、ウエットスーツやポリ缶などを余裕で搭載できるサイズの車が欲しくて、シボレーのアストロという車を購入したのですが、「保育園の送り迎えにはデカ過ぎる」という妻の不満から、今乗っているSUVに乗り換えた経緯があります。
それでもまだ、やはり「少しデカい」のですが・・・

ここ2年くらいは、サーフィンにも行ってないので、さらに言えば、太ってしまって、ウエットスーツが似合わなくて恥ずかしいので、当面その「デカさ」が活かせません。

そろそろ買い替え時かな、という気持ちと、まだまだ乗ってやろうという気持ちが同居しているのですが、買い替えるとムダな出費が発生するので、やはりもうしばらく乗ろうと思います。
地球環境に優しくなくて恐縮なのですが・・・

そんなわけで、GMが倒産しても私の車にそう影響はないかと思いますが、今日はニュースに注意したいと思います。

 

このエントリーを含むはてなブックマーク
 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。