スポンサーサイト

--年--月--日
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーを含むはてなブックマーク

民法の入門書問題 その2

2009年09月19日
ずいぶん前のエントリーで、「民法の入門書を紹介して」と同僚に言われたもののなかなか良いものが見当たらない、という話を書いたことがあります。

その後その話は立ち消えになっていました。

しかし最近私自身、「民法の基本知識がだいぶなくなってきているなあ」と危機感を感じており、民法の知識を総ざらいできる本を探していました。
債権法改正の話も徐々に盛り上がってきているし、ここらで一旦、民法の総復習をする必要を感じていたわけです。

いわゆる基本書と言われるようなものを読破しようとなると、それなりの時間と気合が必要になるのですが、今回はそこまで踏み込んで勉強する必要は感じていません。
しかし「民法がわかる本」的なものを今さら読んでも仕方がないし。

「特定の学説に偏らず、条文と判例を中心とした適度なボリュームの本」というものを探していたのですが、なかなか見当たりませんでした。

しかしようやく発見!


「<新訂>民法概説(三訂補訂版)」裁判所職員総合研究所監修(司法協会)です。

残念ながらamazonでは扱っていないようなので、リンクはしていませんが、下に画像を貼っておきます。
司法試験受験を考えたことのある方なら、たいていは知っているシリーズなのでしょうが、amazonでも是非扱ってほしいところです。


民法概説


このテキストは、裁判所書記官の研修用に作られているものなので、「条文」「判例」を中心にし、「学説」については通説(或いは有力説)を採用しているので、実務的な法運用を重視すべき私たち企業法務パーソンにとっては、最適の入門書なのではないでしょうか。

その昔、司法試験を少しだけかじっていた時期、人に薦められて、このシリーズの「刑法総論」を読んでいたことがあります。
刑法は行為無価値論と結果無価値論をはじめ、学説によって一つの事象をどう評価するかが大きく変わってしまうことが多いため、特定の学説に偏った記述の少ないこのシリーズを初めに読むことによって、刑法にとっつきやすくなるという効用を得られたわけです。



本書はまだ買ったばかりでよく読んではいないのですが、催告書や不動産登記簿、公正証書などの見本がついているのが「実務っぽい」特色。

私はこれをさらっと読んで、民法の総復習をしたいと思います。

ただ注意点を2点ほど。
①親族・相続は含まれていません。
②300ページほどの薄い書籍なので、本当に「概説」です。深いところまでは学べません。


私は今日から遅い夏休みで9連休。
実家に帰るのに、どの本を持って帰ろうか悩んでいるのですが、この一冊は旅のお供に決定。










関連記事
スポンサーサイト
このエントリーを含むはてなブックマーク
Comment

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。