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「ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング」三輪裕典

2009年11月10日
私は昨年、一週間に3~4冊の本を読んでいました。
特別多い数ではないとは思いますが、通勤電車の中と昼休みだけで読んだ割には、結構な冊数だったと思います。

昨年読んでいた本は割とやわらかめというか、サッと読めるビジネス書が多かったのですが、今年はややヘビーな本を多く読んでいるので、読書ペースはかなり落ちています。
その他にも雑誌、法務系を中心としたブログ、適時開示情報、メルマガなど、読みたいものや読むべきものが多くあるので、「何を読まないかを決める」ということが、一つのテーマになってきています。

仕事帰りに寄った本屋で、そんな私の目に留まったのがこの一冊。

ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング (創元社ビジネス)ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング (創元社ビジネス)
(2009/10/16)
三輪裕範

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この本において著者は、「速読による多読ではなく、一冊一冊を厳選して精読した方が、ビジネスマンには有益である」という趣旨のことを主張していらっしゃいます。
これは昨今の速読ブームに一石を投じるものでしょう。

ただ、あくまで「速読≠多読」ではないことは、ここで確認しておきたいと思います。

私もいわゆる「速読」というものには懐疑的ではありますが、「多読」はある程度必要だと考えています。
「多読は思考停止につながり、かえって害になる」というような話も最近時々耳にしますが、それは頭の使い方の問題であって、「多読」自体が害になるようなことはないと思います。


私の個人的なスタンスとしては、「速読」などという大仰な技術のようなものをマスターする必要はないけれども、状況によって、読書スピードを上げたり下げたりということを使い分ければ足りるのかな、と考えています。
例えば理解が簡単なビジネス書などは、慣れてくればかなりの高スピードで読んでしまうことができるでしょうし、それで十分事足りるように思います。
反対に、自分にとって難しい概念を理解しようとするときなどは、じっくり丹念に一語一句を追って読む必要があります。

しかしそうはいっても、場合によっては「速読的」な読み方も必要な場合があります。
例えば調べものをしているときなどは、集中して一気に法律の本などの、やや理解に時間を要する本を読んでしまうこともあるかと思います。
でもこれはあくまで「速読的」なものであって、要点だけを拾って読んでいるもののような気がします。
そしてこれは集中力の高さと目的意識次第で、誰にでもできる読み方ではないかと思います。


つまりは、読書の目的と読む対象次第で、読書スピードは使い分ければよいのだと思いますし、恐らく皆さんも自然とそうしているのではないかと思います。
「ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)」で小宮一慶さんが主張してらっしゃったのは、つまりこのようなことではないかと思います。

小宮一慶さんの読書法と、本田直之さんが「レバレッジ・リーディング」で推奨されていた「レバレッジ・メモ」を足して、若干のアレンジを加えると、本書「クオリティ・リーディング」に近い読書法になるのではないでしょうか。

いくつか「それは違うんでないの?」指摘したい部分もあったのですが、「あとがき」に、

本年5月10日に83年の天寿を全うした亡き父三輪信尾に本書を捧げたいと思います。



と書いてあるのを読んだら、「やっぱやめとこ」と気持ちが変わりました。












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