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「静かに 健やかに 遠くまで」城山三郎

2010年01月11日
静かに健やかに遠くまで静かに健やかに遠くまで
(2002/02)
城山 三郎

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城山三郎というと「経済小説家」というイメージがあり、確かにそのような作品が多いのですが、その本質的な魅力は「人間に対する深い愛情と洞察力」にあるのではないかと思います。

本書はその城山三郎の作品群から、「箴言」といえるようなものを抜粋した箴言集ともいえる一冊です。
それは城山三郎として書いた言葉であったり、小説の登場人物に語らせた言葉であったりするのですが、本書にピックアップされている言葉はいずれも、城山三郎らしい「人間に対する深い愛情と洞察力」が感じられるものです。

目次をざっくりと抜粋します。


第1章 生きていく日々
第2章 会社のメカニズム
第3章 男のライフ・スタイル
第4章 サラリーマンの敗者復活戦
第5章 世わたりの秘訣
第6章 家庭の姿かたち
第7章 老後の風景



ご覧のように、会社員としてどう生きるべきか、どう考えるかという言葉が中心ですが、人生全体として仕事をどう捉えるか、家庭・老後(という言葉は好きではないですが)をどう考えるか、というテーマについても触れられています。

著者の年代的なものや考え方もあって、「男は・・・」「男とは・・・」というような言葉が多いので、そのあたりに馴染めない方もいらっしゃるかと思いますが、全体として読んでみるとバランスの取れた人間像が浮かび上がってきます。



この日
この空
この私
このところ、私はそんな風につぶやくことが多い。そうした思いで暮らしていけたら、と願っている。
自分だけの、自分なりの納得した人生――それ以上に望むところはないはずだ、と。




今日という日、今の自分にできることをきっちりやること、それができれば結果は出るかも知れないし、出ないかも知れない。しかし後悔は少ないのだろうと思います。


ひとつひとつの言葉をじっくり味わいながら読む価値のある一冊でした。

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