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公認会計士受難の時代  「監査難民」 横田増生

2008年06月03日
いやはや、これは面白かった。
今年読んだノンフィクションでは、「アマゾン・ドットコムの光と影」
潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
(2005/04)
横田 増生

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と並んで、興味深い一冊でした。

もともと監査法人という存在には興味があったのですが、彼らが何を考え、どんな仕事をしているのか、いまひとつピンときませんでした。
でもこの本を読んで、監査法人やその構成員である公認会計士の世界を垣間見た気がします。

4大監査法人の一角を占めていた、中央青山監査法人の解散のニュースは、覚えていらっしゃる方も多いと思います。かくいう私も、以前勤めていた会社の会計監査人が中央青山だったので、彼らの業務停止処分は当事者に近い立場で見ていました。

この本は、その中央青山監査法人が、ヤオハン・日興・カネボウの粉飾決算を見抜けず、或いは加担して処分を受け、消えていくまでを詳しく追ったノンフィクションです。著者は共同通信の記者とのことですが、当事者しか知りえないような、緊迫した現場の空気がビンビン伝わってきます。

監査が入った時に我々法務担当者は、
「契約書を出せ」
「議事録を出せ」
と言われ、やや面倒な存在でもあった監査法人ですが、
受難の時代とも言える彼らの大変さ、少しわかりました。

監査難民 (講談社BIZ)監査難民 (講談社BIZ)
(2007/09/26)
種村 大基

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