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黄柳野高校の喫煙所問題とオランダの大麻の関係

2008年12月03日
昨日は有給休暇を取り、ゆっくりと過ごしました。
ここ1年間、ほとんどテレビを観ていないのですが、昨日は久しぶりにテレビを観ました。

我が家は新聞を取るのもやめてしまいましたし、世の中の動きは、主にネットによる情報から得ています。

久しぶりのテレビでは、愛知県の黄柳野(つげの)高校という全寮制の高校に、喫煙所を設置していたことが大きなニュースになっていました。

この高校は不登校の生徒等を集めた高校で、生徒の中には小学生の頃から喫煙の習慣を持ち、1日に40本以上も吸うヘビースモーカーの生徒もいたそうです。
黄柳野高校の校長は、未成年者に喫煙場所の提供をすることを禁じた県の条例に違反した容疑で、今後書類送検される見通しとのことです。
この校長先生、「法令に違反していたのは認識していて申し訳なく思っているが、他に良いアイデアがあるのなら教えてほしい」とおっしゃったそうです。

校内に喫煙所を設け、喫煙所以外での喫煙は禁止。違反3回で自宅謹慎処分だそうで、喫煙所を設けた趣旨は、喫煙者リストの作成にあるとのこと。喫煙者には禁煙の指導を行い、週に一度は専門のカウンセラーも学校に来ていたとのことです。
黄柳野高校では、隠れてタバコを吸った生徒により、過去5度のボヤ騒ぎもあったらしく、喫煙所設置は苦肉の策であったと思われます。

さてこの問題、私たちはどう考えればいいのでしょうか。
教育評論家の尾木直樹氏という方は、「学校としての機能喪失を認めたのと同じ」と、黄柳野高校の対応を痛烈に批判しています。
果たしてそうでしょうか。

この問題を考えるにあたっては、以前のエントリーオランダの大麻の問題が参考になるかと思います。

オランダにおいては大麻が合法であるのは有名な話ですが、何もオランダは大麻を推奨しているわけではありません。オランダにおいても大麻は「悪」なのです。しかし単に大麻を禁止したのでは、中毒者が地下に逃げるだけで根本的な解決にはならない。そこでオランダは戦略的に大麻を合法化し、大麻中毒者のリストを作成したというわけです。
今後オランダで大麻中毒者が減っていくのかどうか見守る必要がありますが、パッシブに「禁止」というよりも、よりアクティブな策を採ったという意味において、オランダのこの政策は評価に値すると思います。

さて、黄柳野高校の喫煙所の問題ですが、やはり同様に考えるべきだと思います。隠れてタバコを吸っているのを承知の上で、「禁止」を叫ぶよりも、より現実的な判断をしたに過ぎない。私は、この校長先生の積極的な決断を支持したいと思います。少なくとも犯罪者にすることがあってはならないと思います。確かに形式的には条例の構成要件には該当することを行ったのでしょうが、違法性はないと考えるべきでしょう。

今後の成り行きに注目したいと思います。

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