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「テレビ・新聞 陥落!」 週刊東洋経済より

2009年01月30日
東洋経済2


今週の週間東洋経済の特集は「テレビ・新聞 陥落!」。どうも東洋経済やダイヤモンドは「陥落」とか「崩壊」とかいった言葉が好きなようです(笑)

さて、テレビと新聞が陥落する話なのですが、確かに最近「テレビは観ない」「新聞は読まない」という声をよく耳にするようになってきました。
かくいう私もテレビは殆ど観ませんし、新聞もとっていません。
そんな私ですが、今週の東洋経済におけるマスメディア、特に新聞社とテレビ局の窮状に関する特集は、とても興味深いものでした。
中でも「日本テレビの天皇」「民放のドン」などと言われている氏家齊一郎氏のインタビュー記事は、日本のテレビの先行きを読み取るには最適なものでした。

氏家氏は読売新聞社常務取締役、日本テレビ社長を経て、現在は日本テレビ放送網取締役会議長という、よくわからない肩書きを持っていらっしゃる方です。ナベツネこと渡邉恒雄氏とも親しいようで、どうも写真や発言から、同じタイプの方という印象を受けてしまいます。
さて、そんな氏家氏のインタビューなのですが、戦後から現在に至る過去の分析と、現状の分析についてはとても納得のいく、鋭い指摘が続いていました。
しかしこれが未来の話となると、時代錯誤との印象は免れません。
例えば、インターネットの台頭によってテレビの世界に構造変化が起きているのではないか、という質問に対する回答を引用します。


それは違う。多くの人が誤解しているが、インターネットはしょせんハード。問題は、そこにどういうソフトを流すか、だ。たとえばニュース番組。そのソフトの価値を決めるのは、ニュースを集めて選択して価値判断して流す主体が誰なのか、ということ。読売でいえば150年新聞をつくってきた信用であり、その信用と一緒になって55年番組をつくってきた日本テレビの信用。これを直ちにやろうと思っても、何兆円かけたってできない。もし、ブログに書いてある内容をそのまま信じてしまうような人がいるなら、よほど客観的な考え方ができない人だろう。




どうでしょう。
今や、テレビや新聞に書いてある内容をそのまま信じてしまうことの危険性に、誰もが気付いています。殊更にテレビや新聞の信用を主張し、インターネットに流れる情報を否定してみても、その論拠は時代遅れなものに思えます。

さらに引用します。


インターネットはテレビ放送のように1000万人単位の人が一斉に同じものを見る、とういう場合には適していない。サーバーを大量に使えば計算上はできるとしても、そんなことしたら高くついてどうしようもないだろう。アーカイブを見るのには向いているかもしれないが、大勢が集中するものは絶対ダメ。パンクしてしまう。
テレビ放送がインターネットに食われると言う人がまだいるけれど、まったくのナンセンスだ。インターネットは無料ではなくインフラの部分にものすごくおカネがかかっており、誰かがそれを負担していることもよく考えなければいけない。




1000万人単位の人が一斉に同じものを見る、という発想が時代に適していないのは明らかでしょう。
後段になるともう、何が言いたいのかわからない。テレビも立派なインフラ事業ではないのでしょうか。

このインタビュー記事を読むにつけ、このような前時代的なモノの考え方をする方がトップに君臨しているテレビ・新聞業界の先行きは暗い、との気持ちを強くしました。

業界の構造に問題があるようです。




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